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「君」シリーズ

尊皇の志士らしい側面を~というわけでもないのですが瑞山、龍馬、慎太郎の「君」がつく歌を取り上げてみました。

武市瑞山
君がくむ 清き泉を 世に流し にごりし四方の 人にくまさん

瑞山の句は「清らかさ」に関する表現が頻出します。
清く正しく美しくが信条みたいな潔癖症気味の性格が滲み出ていますね。「窮屈」と評されるのも納得。本人は好きでストイックに生きてるだけなんでしょうが、人物評を総合すると見てる方がビビるくらいキッチリした人だったように思われます。
ちなみに獄中で瑞山に梅の花を差し入れた奥さんへのお返事がこれです。

この梅の 花をは君の 面影と おもひかえして なかめくらさん

武市さんの詩を読んでると自分の感情を豊かに表現するのが苦手な人だったのではないかという印象を覚えますが、妻のお富さんにだけは自然に自分の気持ちを伝える事が出来たのではないかなーと思っております。

お次は龍馬。

坂本龍馬
君が為 死する命は 惜しからず 只思はるる 国の行く末

『由利公正伝』によると龍馬が福井に行った時に詠んだもののようです。これ元々は長井雅楽の辞世のようですね。龍馬なら思想的に関心を持ってそうですが。あ、ちなみに有名な「今一度日本を洗濯致し候」というフレーズも横井小楠のパクリといわれています。私、俳句には全く詳しくないですが、龍馬の句はこれ以外のやつを見ても今一どういう気持ちで詠んでる句なのかがよく分からないですね。

文開く 衣の袖は ぬれにけり 海より深き 君が美心

龍馬から乙女姉やんに、お姉ちゃんありがとうの歌ですね

中岡慎太郎
大君の 大御心お 休めんと 思ふこころハ 神ぞ知るらん
大君の 辺にこそ死なめ 大丈夫の 都はなれて 何か帰らん

中岡は基本漢詩ばっかりなんですが一句詠んでもやっぱり真面目。
そんな真面目な所とスマイル全開の写真のギャップがまたいいですよね。
ま、あの笑顔は実は(ry

嵐山 たかねの桜 おりかざし 帰れわが背子 花散らぬまに

ちょっと番外編。
これは中岡慎太郎脱藩時に妻・兼さんが詠んだと伝わる歌ですね。うーむ切ない。

漢詩や和歌を詠んで自分の気持ちを表現するって現代日本では決して一般的ではない文化なのでとっつきにくいですが、素人が見ても結構性格の違いなどが表れてる気がします
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