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『描かれた高知市 高知市史 絵図地図編』

高知市の文化施設及び市役所の情報公開センターで『描かれた高知市 高知市史絵図地図編』が発売中です。

近世の土佐国絵図や高知城下町絵図、明治~昭和の都市図や鳥瞰図、地形図など、多くの資料が年代順に掲載されており、高知城を中心とした城下町の形成過程、城下町を基礎として明治二十二年に市制を施行して以降、高知の城下町が近代都市として発展してきた変遷が読み取れる構成になっています。
近世編は国絵図、高知城下町絵図資料、藩政期土居図、土佐国浦々之図、航路・海岸・河川・井筋・浦戸湾などの図という後世になっています。
土佐山内家宝物資料館の展示や市内の案内看板でよく見かける絵が収録されてるなあ。
近現代編で見る高知市の発展の様子も面白いですね。
得月楼の鳥瞰図まである!昔は本当に大規模な楼閣だったんですねー。これは得月楼の依頼で昭和三年に作られたもので、得月楼を中心に土佐名所交通を鳥瞰図で紹介したものです。

あと面白かったのが、江戸時代の高知城下の様子が描かれた絵巻、「自浦戸到幡多倉橋図」、「浦戸湾風景」、「下町浦戸湾風俗絵巻」の比較ページ。
どれも浦戸湾から堀川に入り、幡多蔵橋もしくは堀詰に到るまでの両岸を描いた絵巻物で、画面構成が酷似しております。同じ形の屋形舟(山内家の家紋入り)が描かれていますが、容堂さんが土佐勤王党の獄の際に浦戸湾に浮かべて遊んだというお船もこんな感じだったんでしょうかw
また「自浦戸到幡多倉橋図」→「浦戸湾風景」→「下町浦戸湾風俗絵巻」の順番に絵が下手になっていきます(笑)それぞれの写本関係や原本の有無、作者などについては不明ですので、今後の研究で詳細が判明するといいですね。
あー山内家宝物資料館の「浦戸湾風景」関連の講座に這ってでも行っておくべきだった…。またいつかやって欲しいです。ちなみに「浦戸湾風景」についてまとめた冊子は土佐山内家宝物資料館で購入できます。

本書はオールカラーで高知市の近世~近現代までの変遷が辿れる、非常に見応えのある本です。地図や絵巻物が好きな方には嬉しい内容ではないでしょうか。風俗絵巻とか面白いですよね~。江戸のものは結構有名ですけど、昔の土佐の生活の様子が分かる物ももっと沢山出てきて欲しい。
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土佐藩についての話題が多め。

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