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山内家のひな道具展

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土佐山内家宝物資料館の特設展 「山内家のひな道具」展に行ってきました。

この日は呈茶というイベントが行われていたのでこちらから先に参加してきました。むしろこっちが目当てで?
久々に抹茶で和菓子が食べてみたかったのです…。昔は茶道部に入っていたこともあったけど作法なんて全部忘れちゃったなあ(笑)

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これは普通のお雛様。眺めながら和菓子を食べると春らしい気持になりますね。
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「貝合わせ」のイベントの時に作られた絵入りの貝殻がいっぱい並べられていました。
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資料館所蔵の江戸時代の「生菓子図案集」から、市内の福留菊水堂という和菓子屋さんが再現した「春之錦」という和菓子だそうです。おいしかった…抹茶おかわりしたかったな(コラコラ)。
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資料館特製のお椀。わー可愛いー。兎モチーフの食器好きなんですよね。
山内家宝物資料館には四代藩主豊昌の「兎耳形兜」にちなんで、兎のやまぴょんというイメージキャラクターがいるんですよ。

さて、資料館の方へ。
豪華な金蒔絵がほどこされた雛道具を始め、公家の装束を忠実に再現した有職雛…。さすが大名家に伝わる品、立派なものです。「有職雛」とは実際の公家の伝統的な装束を忠実に再現した様式のもの。
漆塗りの雛道具は時を経ても綺麗なものでしたが、お雛様の方は修復を加えられてるとはいえ衣装が色褪せお内裏様も顔面にヒビが…。昔はもっと鮮やかだったんだろうなあ。大きな雛人形でした。衣装が着せ替え出来る体の構造になっているんだとか。完全に観賞用というわけではないんですね。
あと維新後山内家に勤めていた方の子孫が寄贈された、ちょっと変わった雛人形も。植毛された狆の人形を連れた官女や胡蝶舞装束の官女の人形です。こういうのは初めて見ました、珍品なんでしょうか。

若松葵紋蒔絵のほどこされた雛道具ですが、葵の御紋は後から入れた形跡があるとか。葵紋といえば徳川家、そして山内家に嫁いだ徳川家の人間といえば、家康の養女で二代藩主忠義の妻・阿姫(くまひめ)のみ。しかし新たに紋が入れられたのはこれより後の時代らしいということで、この雛道具が誰のものだったのかは判らないそうです。贅を尽くした品物なので手を加えながら代々受け継がれていったのではないかということでした。

この解説の隣に歴代藩主の妻一覧表がありました。ざっとこんな感じ。
初代 一豊 
見性院(「千代」という名前は当時の文献には見当たらないらしい)
二代 忠義 
光照院(桑名藩・松平定勝女、徳川家康養女)、後妻・青岸院(公家・園池宗朝女)
三代 忠豊 
長光院(姫路藩・池田利隆女)
四代 豊昌 
仙寿院(松山藩・松平定頼女)、後妻・法雲院(公家・三条公冨女)
五代 豊房
高寿院(四代豊昌女)、後妻・玉仙院(岡山藩・池田綱政女)
六代 豊隆
正室なし
七代 豊常
正室なし
八代 豊敷
端光院(六代豊隆女)
九代 豊雍
観月院(萩藩・毛利重就女)
十代 豊策
融相院(津藩・藤堂高嶷女)
十一代 豊興
正室なし
十二代 豊資
祐仙院(岡山藩・池田斉政女)
十三代 豊熈
智鏡院(薩摩藩・島津斉興女)
十四代 豊惇
正室なし(公家・三条実万女と婚約→婚儀前に死去…なんと藩主になって12日で急死)
十五代 豊信
禎祥院(公家・烏丸光政女、三条実万養女)
十六代 豊範
蓮光院(萩藩・毛利敬親女、政情の変化で離縁)、後妻・栄姫(米沢藩・上杉斉興女)

これとは別に側室がいる人もいます。
山内家がその時期どこと仲良くしようと考えたのかが分かって面白いですね。

展示の最後にある修復の過程の解説を読むと、胡粉に加え国内外の三種類の膠を取り寄せての作業ということでなかなか大変そうでした。こういう修復専門の学芸員さんがいるのは県内ではここだけだったような。

ここの展示解説は詳細かつ分かりやすいのでいつもかぶりつきで眺めてしまいますね。
おそらくここが県下一アカデミックな資料館だと思います。
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